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サポート24 メディカルネットワーク シニアスタンダーズハウス

Column No.1
誇れる入居者様囲い込みサービス

2015.06.10 UP

当グループのサービスのひとつである「シニアスタンダーズハウス」は、これまでの経験を活かし生み出された新しいサービスです。
いわゆるサービス付き高齢者向け賃貸住宅としての類にはなりますが、その実態は他と全く異なります。

単純な住まいとしての機能だけでなく充実の生活サポート付きであることはもちろん、同じグループ内の医療サービス・介護サービスと連携して全体的に入居者様をバックアップする、「誇れる入居者様囲い込みサービス」です。

きっかけは3.11 東日本大震災

当時のことは4年が過ぎた今でも忘れることができません。
いまだその傷跡を背負って心を痛め、苦しい生活をされている方がたくさんいらっしゃいます。

2011年3月11日、東日本大震災。

当グループのサービスのひとつである「高齢者向け賃貸住宅」は住宅ですので、地震当日もたくさんの入居者様がいらっしゃいました。私たちは地震の直後からスタッフとともに非常用物資や食料を買い集め、燃料や非常用電源となるもの、大量の水を確保してその日以降に備えました。その日入居者の皆様には1階の玄関の近いところにお集まりいただき、暖をとりながらスタッフとともに全員で一夜を過ごしました。

被害の大きさ、余震、原発事故…いったいこれからどうなってしまうのか。
被災地各所でさまざまな問題は生じていましたが、この賃貸マンションでも特有の問題がすぐに浮き彫りになりました。

それは入居者様が各自ご利用されている、外部介護サービスについてです。
経験したことのない緊急事態に陥り、はじめてわかった問題でした。

止められた介護サービス

当時は一般的な高齢者向け住宅と同じように、私たちの賃貸マンションでも介護サービス等は入居者様ごとに外部サービスをご利用いただいてる状況でした。
しかし未曾有の大地震を受け、地震翌日以降、各サービスの提供はいとも簡単に断ち切られてしまったのです。

ある介護事業所には「送迎ができない」という理由で利用中止を申し渡され、
訪問看護ステーション各事業所は「担当が県外に避難してしまった」ことや「車を動かせない」などの理由で訪問が途絶え、
ある事業所などは震災以降連絡してもつながらず先方からの連絡もまったくなく、4月に入ってからようやく安否確認にやってきたほどひどいありさまでした。

通所介護については当グループ直営のところへお連れして急場をしのぎましたが、
訪問看護や訪問介護を必要とする入居者様に対しては当グループにその種の事業所がなかったため、直営通所施設のスタッフやクリニックの医師そして看護師達が昼夜の別なくサポートして何とかケア対応をいたしました。

この時、基本となる在宅サービス機能はそのすべてを自前で用意しないと、いざと言う時に入居者様に対する責任をまっとうできないと痛感したのです。

「誇れる入居者様囲い込みサービス」をご提供いたします

シニアスタンダーズハウス

世間では悪い意味で入居者様の医療・介護サービスを特定の事業者が独占してしまう、いわゆる「囲い込み」が話題となっています。またケアマネージャーが自分の帰属する事業体への利用者様を誘導する「囲い込み」も問題となっています。

このような報道を目にする時、そこに登場する事業者は劣悪なサービスをしつつ顧客を囲い込んでいる実体が映し出されます。
しかし例外的悪質サービスは論外としても、「囲い込み」の是非論で「良いサービスの質」の時の囲い込みはどうなのか、という論議がなされたことは私たちの知る限り一度もありません。

私たちは本当に入居者様に満足していただけるサービスを、どうすれば入居者様の生活全般を通じ「高いサービス質」でお届けすることが可能かを日夜考え、結果、基本となる在宅サービス機能は自前で構築するしかないという結論に達した組織体です。

現在もサービス質のさらなる向上のため日々研鑚を積んでいますが、是非とも入居者様には当グループ直営の各事業所医療・介護サービスを体験していただき、可能であれば当グループ以外の事業所様のサービス質と比較していただきたいと考えています。
もちろんそちらの方が質が高く、ご自身にとっては有益であると判断された場合は当然のことですがそちらをご利用いただくことになります。
そこには何ら拘束性もありません。

一方で比較した結果当グループ直営事業所のサービス各機能を良としてご利用いただいた場合、その機能が線で結ばれれば結ばれるほど、入居者様を各種サービス機能提供によって「囲い込んでしまう状態」となってしまいます。
しかしそれが入居者様ご自身がじゅうぶんに他と比較した上で出された結論であったとすれば、私たちにとってそれは「誇れる入居者様囲い込みサービス」であると確信しています。

私たちは入居者様のさらなる生活満足度の向上を目指し、真摯に努力を重ね、入居者様と「向き合う」のではなく「同じ方向を見る」ことにより生まれる信頼と安心を入居者様と共有し、質の高い生活サポートを実現してまいります。